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第1745回 私の浣腸体験

  母親の大腿部亀裂骨折ですが、病院側としては早く治すためには手術が必要ということだったようです。しかし現状で在宅酸素療法をやっている以上無理は出来ないと判断され、結局ベッド上で亀裂が自然に修復されるのを待つということになりました。

 しかし大腿部の骨折と言うのは面倒ですね。基本的にベッド上から全く動けません。今も骨折部位の修復を待ちながら、足全体に血行不良が起きないように機械で足で伸ばしたりしているようで、こうなると今度は床ずれの問題も出てきます。

 一方本人にとって当面の悩みの種は排泄物の始末ですね。結局小の方は尿道にカテーテルが挿入され垂れ流し。大の方はおしめをつけられ、そこに出すということになっているようです。

 しかしこれは辛そう。尿意はともかく、便意を感じたとしてもベッド上でそのまま出せるのかと我が身のクモ膜下出血当時の入院生活を振り返っても難しいだろうなと感じます。

 とはいうものの便秘になれば当然やがて腹が張り、不快な思いをするでしょうから、場合によっては看護師さんに浣腸をしてもらうということにもなるのだと思います。

 しかし赤の他人に尻を見せて浣腸をしてもらうという行為は、やはり辛そう。実は私もクモ膜下出血で手術入院をしたとき、どうしても大が出なくて苦しくなり、看護師さんに頼み込んで浣腸をしてもらったことがあります。

 とはいえ60になったおっさんでも、うら若い看護師さんに尻を突き出すという行為はかなり恥ずかしい。背に腹は代えられないということが分かっていても、出来れば避けたいですね。

 実際の浣腸は2名の看護師さんで行われました。「薬を入れるとすぐに便意が生じると思うので、しばらく我慢して素早くトイレに移動して下さい」と最初に言われました。

 続いてへそのあたりにカーテンの仕切りが作られ、浣腸そのものの行為は患者側から見えないように行なわれます。パンツを下げて尻を丸出しにして横向きに寝ます。

 「ではやります」といわれ、じっとしていると肛門のあたりに器具が入れられ薬剤が挿入されることは分かりました。その後看護師さんが指で肛門を抑え、「我慢できますか」と質問。

 出来そうだったので「大丈夫です」と答えてそのままトイレへ。その間に看護師さん2名はあっという間に器具を片付けてしまい退室。

 私は便器に座り、「よしこれなら出るぞ」と便意を待っていたのですが、意外なことになかなか便意を感じません。「なんだ、思ったより効かないんだ」と思いましたが、まあそれだけ腸の動きが弱っていたのではと思えます。

 結局20分ほど頑張ったのですが、何も反応がなく、その後もちょっと便意を感じるたびにトイレに駆け込んだのですが、ほとんど反応なし。

 「こりゃまいったな。次はどうなるんだろう?」と思いつつ就寝。ところが深夜になって突然便意を感じ、大急ぎでトイレへ。すると、まあ結果は予想通りでおなかが一気にすっきり。

 しかしその後も断続的に便意があり、何回かトイレへ。チョッと睡眠不足になりました。翌日もリハビリを行っているさなかに便意を感じてトイレに飛び込むということがあり、改めて浣腸の効果は大きいんだなと感じました。
 
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hoku

Author:hoku
 

 50代半ばで妻を失い、その後の自律神経失調症症状で、50代後半に早期退職。既往症は喘息、アトピー、高血圧。さらに60代になって鼠径部ヘルニア、クモ膜下出血も経験しました。  このブログはそういった経験を踏まえて、日ごろの健康生活についてまとめているものですが、いつの間にか早期退職後10年以上が経過しています。