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第1642回 作業療法、便秘、味覚異常

 リハビリは早く始めれば始めるほど効果がある、という事が分かったのは退院してから自分なりに図書館でクモ膜下出血に関する本を借りてきてからです。

 というわけで、この頃のリハビリの効果は3日間とか1週間単位で表れて、日々改善しているという実感がありました。立ったり座ったり、カニ歩きをしたり、平行棒の間をつかまって歩いたりしているうちに、やがて数mの移動なら車椅子は必要ないと思うようになりました。

 さらにそういったことが楽にできるようなると、横向きで足を片足ずつ真横にあげる運動とか、つま先立ちといった運動も取り入れられました。

 これらは今考えるとすべて理学療法と呼ばれる分野に相当するようです。一方作業療法は、机の前の椅子に座って、目の前に斜めに置かれた台の斜面に沿って、中央に2kgぐらいのおもりのついたバーベルのようなものを持ち上げるという運動を行いました。

 1回1回の作業量は大したことはありませんが、これを30回、50回、100回と持ち上げているとかなり腕が疲れます。またランダムに放り込まれた数字の書いてある板から、数字の順番に板を取り出して縦のボードに掛けていく作業。

 どうやら作業そのものができるかどうかという事以外に、数字がきちんと把握できているかというテスト?のような意味も含まれていたような気がします。

 つまり平行棒で立ち上がることや歩く動作を習得し、作業療法で数字や文字の確認、最低限の作業ができる事を訓練したと言えそうです。

 ちなみに私の場合は両手両足共にマヒして動かないという事はなかったので、これらの運動や作業は割と気楽に出来ました。ただ周りの人を見てみると、脳梗塞等で半身が動きにくくなっている人はかなり苦労していたようです。

 リハビリそのものは割と順調にこなしていましたが、同時に思ってみない後遺症?が表れてきました。一つが便秘。リハビリ以外ベッドで寝ていることが多いので、胃腸の動きが悪くなったのだと思います。

 これは手術から8か月たった今も若干その傾向が残っていて、今は薬のお世話にはなっていませんが、朝の排便がスムースに行かないことがしばしばあります。

 二つ目が味覚異常。水に匂いを感じるようになり、食べ物がおいしくない。これは今も続いています。症状は少し治まってきたかなという気はするのですが、「これはうまい」と思える食事が減ってしまい、これは生きていく楽しみをかなり奪います。

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Comment
Re: Re: 味覚障害つらいですね
私は大学時代からアルコールを飲み始めて仕事をする頃にはほぼ毎晩の晩酌が欠かせなくなっていました。
もしかしたらアルコール依存症ではないかと思っていたのですが、病気を契機にアルコールはきっぱりと
止めることができました。ハワイに行っておいしいビールが飲めないのが残念ですが、最近昔はほとんど
食べなかったケーキのおいしさに目覚めてしまいました。

 と言っても毎日食べるというようなことでもなく、ハワイアンコーヒーを入れて、ついでにちょっと
チーズケーキとかエクレアという程度です。しかし食べつけるとおいしいですね。これだけで出費が
嵩みますが、毎日ではないのでアルコールよりは安く上がるような気もします。

 ハワイのスイーツ巡りも今後の新しい課題になりそうです。
Re: 味覚障害つらいですね
回復されてきていて何よりです。取り越し苦労で失礼しました(^^;) お酢の味が変になっていた頃と比べたら格段の進歩ですね!

甘みだけは大丈夫な人が比較的多いと、通っていたクリニックで聞きました。私はそれもアウトでしたが、元からスイーツ好きなのもあり、甘みが戻ってきた時は本当にうれしかったです。
ハワイは新しいお店の連続で目まぐるしいほどですね。お酒の代わりに?スイーツ巡りの楽しみも増やしていけますね。体重増加に気をつけながら(^^)
Re: 味覚障害つらいですね
 benikoさん、ありがとうございます。

 味覚障害は面倒ですね。それでも病院にいたときに感じた、変な水の匂いは最近かなり薄れたような気がします。
それでも塩分をというか、何も入れていないのにしょっぱさを強く感じることがあり、やはり変だなと思います。
結果的に料理の仕上がりの味がちょっと不安。息子には「味覚がおかしいから味付けが変かも」と伝えてあります。

 まあそれでも日々というか月単位で良くなっているような気もしますので、気長に付き合うしかないなと思って
います。しかし旅行に行ってその地のおいしいものを食べるというのが、これまでの楽しみの一つでしたが
アルコールもやめて、味覚もおかしいとなると、生きていく楽しみが大きく損なわれたなと思います。

 ハワイではおいしそうな店がどんどん新しくできていますね。「こりゃうまいや」と思いながら、ガツガツ
食べる日を願いながら、いろいろ試したいと思っています。ちなみに甘みは正常みたいで、アルコールを
飲まない分、スイーツ系を食べる機会が増えました。
味覚障害つらいですね
benikoです、こんにちは。味覚の話の時だけ、こちらに出てきてすみません(^^;) 水に匂いを感じるのは本当にきついですよね。

抗がん剤治療から何年経っても、味覚に関しては完全に戻ってない気がします。普段は意識しないところまで来ましたが、料理で特に汁物の味付けだけがどういうわけかうまくいかず、作ったあと家族に聞いたりします。

hokuさんのお水の話から、水分状の物はしぶとく戻りにくいのかも?と、ふと思いました。そういえば、飲み物の味の感想が人と違うことが今でもたまにあります。
真相は不明ですが、私も副作用が脳に及んだため (当時、記憶と認知に支障が出ました)、hokuさんのケースに何かヒントになればと書かせて頂きました。

少しずつでも回復を信じて、色々な味にめげずにトライしてみて下さい。口がまずいのはどうしたって嫌だけど体の栄養になります(^^) 一進一退、薄皮をはぐようでも、あれ?戻ってる!と舌が感じてくれる日がきっと来るように、ハワイ復活旅とともに願っています。重症の味覚障害経験者より。
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hoku

Author:hoku
 

 50代半ばで妻を失い、その後の自律神経失調症症状で、50代後半に早期退職。既往症は喘息、アトピー、高血圧。さらに60代になって鼠径部ヘルニア、クモ膜下出血も経験しました。  このブログはそういった経験を踏まえて、日ごろの健康生活についてまとめているものですが、いつの間にか早期退職後10年以上が経過しています。