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第1499回 オプジーボの副作用で亡くなる方がいたという記事を読んで

 またまた肺がん患者さんに、オプジーボと他の肺がん治療薬を同時に使用して、副作用が出て3人が亡くなったというニュースが出ています。

 詳しい経緯は書かれていないので詳細は不明ですが、患者さんもしくは医療側、更にはその両者が、早く治すためにより強い治療方法を選んだのかなと思っています。

 しかし患者さんはその副作用のことまで調べたり知識として持っている例は少ないと思われるので、実際にそういった治療を行うかどうかの判断は医療側に委ねられることが多いように思います。

 だからこそ医療側は、特に腫瘍等の治療の場合チームを組んで治療方法を検討するというようなことが大学病院で行われているわけです。

 にもかかわらずこういった副作用で亡くなる方がいるという事は、治療がチームで行われていないか、治療側に十分な知識がないままに治療を行っているという証拠になりそうな気がします。

 つまり先端医療としてどんどん新しい薬が開発され現場に降りてきているわけですが、そういった薬に対する十分な知識がない医師が存在するという事です。

 原因は不勉強なのか、忙しすぎて勉強する暇がないのか、という事なのかもしれませんが、もしかしたら少子高齢化でベテランの医師が引退し、その時の引継ぎというか医療のあるべき姿がひきつがれていないのではという不安も感じます。

 なぜそんなことを思うかと言えば、私が所属していた教育という世界でも、団塊の世代やそれに続く私のような世代が定年となったことにより、学校の中でまとめ役と言われる、いわゆる主任という立場を引き受ける人が減った、若しくは若い人がその立場に立たざるを得ないという状況が生まれてきたからです。

 本来なら授業展開や生徒指導、進路指導について必死に勉強しなければいけない時期に、主任になって責任ある立場になってしまうと、管理職との関係や教育委員会への報告書類がやたら増え、何かと忙しくなります。

 一部の進学校には教育委員会も多少配慮して、かなり成績優秀で使える?教員が配置されますが、そうでない指導困難校に限って、次々とあまり教育経験のない若い先生が配置されるという現象が見えます。

 それと同じことが医療現場で起きているのかもと想像すると、かなり不安です。一時期「医療崩壊」という言葉が囁かれました。すでに「介護崩壊」(私の造語です)は始まっているような気もします。

 医療はどうなのか?何か事があると、多数の人が正義感?に駆られて、ツイッター等に不満や怒り、揶揄、嘲笑を書きまくるという社会的現象も随所にみられ、恐ろしくて治療ができない、と感じる医師もいるかもしれません。

 医療側の不勉強があったとしたら大問題ですが、どうしてそんなことが起きるのかという原因を知りたいです。

 さらに言えば、最近は一部の週刊誌が医療不信や薬剤不審を煽り立てるような記事を書いています。私自身若干の医療不信があるので、そういった記事には関心がありますが、内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の知識と照らし合わせて判断しないといけないと思っています。
 
 つまりこれからは患者側も自分の医療について勉強しないといけない時代になったという事なのかもしれません。

 
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Author:hoku
 

 50代半ばで妻を失い、その後の自律神経失調症症状で、50代後半に早期退職。既往症は喘息、アトピー、高血圧。さらに60代になって鼠径部ヘルニア、クモ膜下出血も経験しました。  このブログはそういった経験を踏まえて、日ごろの健康生活についてまとめているものですが、いつの間にか早期退職後10年以上が経過しています。