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第1127回 細胞膜の構造と柔軟性

 細胞膜というのは、中学や高校で生物を勉強したとき一番最初に出てくる言葉ですから、多くの方が知っていると思います。

 しかしではその細胞膜の構造を詳しく見るとどうなっていて、さらにどんな構造をしているのか?と聞かれたとき、きちんと答えられる人は、大学で生物を専門に学んだ人ではないでしょうか。

 というわけで、ちょっと言い訳ですが、私自身も細胞膜という言葉は知っているものの、その細かい構造をまともに勉強したことはありません。

 ですから、細胞膜の柔軟性を考えようとしてもとっかかりがありません。そこで手元にある高校の生物で使う資料集を改めて開いて、細胞膜の構造のところを今見ています。

 すると細胞膜を構成する基本的な物質は、リン脂質と呼ばれているものである事が分かりました。さらにこの物質の基本的な形は、てるてる坊主のような頭があって、そこから2本の足が生えているような構造です。

 これを一つの単位として、実際には足の反対側にまた同じ構造のリン脂質が、足同士をくっつけるような形で並びます。

 2人の人間が仰向けになって、両足をくっつけたような構造です。これを細胞膜の断面と考え、その状態で人間の数を増やして、横に拡げていくと細胞膜が出来ます。

 ただし平面的にこの膜を見たとき、まったく隙間がないと細胞内外で物質のやりとりをすることが出来ませんから、所々穴が空いています。

 つまり上から見ると、リン脂質と言われている物質の頭だけが平面上に並んでいるように見え、その一部に穴がいていると言うことです。

 このような構造を持った膜を「脂質二重層」と呼ぶようですが、この「脂質二重層」についてウィキペディアで調べていたら、気になる文言が見つかりました。

 それは以下のような内容です。

 「リン脂質分子同士の結合はゆるいので、各リン脂質分子は脂質2重層の中を横方向に自由に移動することができ・・・ 」

 要するにこれはリン脂質と言われているものが、膜の中で自由に動けるため、ここには書いてありませんが、膜そのものに柔軟性が生まれる、と言うことだと思います。さらに

 「並んだリン脂質分子の間にコレステロールが入り込むと分子が動ける自由度は低下し、膜は硬くなり柔軟性が弱くなる」

 これこそ私が探していた事です。つまり細胞膜の中にコレステロールが混ざることによって、柔軟性が失われると言うことになりそうです。
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hoku

Author:hoku
 

 50代半ばで妻を失い、その後の自律神経失調症症状で、50代後半に早期退職。既往症は喘息、アトピー、高血圧。さらに60代になって鼠径部ヘルニア、クモ膜下出血も経験しました。  このブログはそういった経験を踏まえて、日ごろの健康生活についてまとめているものですが、いつの間にか早期退職後10年以上が経過しています。